共同配送便の問題解決事例

味の素物流様 -問題解決事例(共同配送便)-

大阪の天保山や舞洲に物流センターをお持ちの味の素物流様は、冷凍食品を主体に食品メーカーの商品を全国に配送をしています。
以前は味の素物流様自社のトラックもしくはグループ会社のトラックで奈良県下を配送していましたが、味の素物流様の出荷センターは大阪舞洲・大阪南港と2か所にあり、さらに配送エリアが奈良県下と広かったため、トラックの台数が足りないお悩みがありました。
配送先からは到着時間の指定を要望されていましたが、二か所の出荷センターの商品を集めて配送するのに時間がかかってしまい、店舗への到着が希望通りに行えませんでした。
お悩みを解消するために、株式会社低温の共同配送便を採用していただきました。

お悩みの内容・問題点

  • 各センターに集まる荷物の時間が揃わないため、集荷が間に合わない
  • 配送先の店着時間が指定されている店舗があるのに、荷物を1ヵ所に集める作業に時間を要ししてしまい、店着時間に間に合わない
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お客様のご要望・株式会社低温のご提案

  1. 奈良県下 全ての冷凍冷蔵の配送を任せたい
    → 全て任せて頂きました
  2. 店着指定のお客様があるのでそれをクリアーしてほしい
    全ての店着時間に対応をいたしました
  3. 舞洲・南港の二か所のセンターから集荷してほしい
    ほぼ同時刻に二か所のセンターへ、別の便で集荷対応をさせて頂いています
  4. ゴールデンウイーク・お盆・正月前の波動の大きな時期の荷物も、株式会社低温だけで奈良県下を対応してほしい
    → トラックの台数契約では無いため、繁忙期の配送は普段頂いている配送の範囲内を当社で対応させて頂きます
  5. 今後配送店舗が増加するのにも対応してほしい
    → 増加の店舗についても、全て共同配送のコースにて配送して行っております
  6. 定額の金額では無く 一個いくらの小口金額の対応をしてほしい
    → トラック一台いくらの金額設定では無く、商品一個に対する個別金額の対応をさせて頂いています
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現在の体制

  • トラック50台の体制により、毎日二か所のセンターから集荷を行っています
  • 奈良県内50コースのネットワークで全店舗への配送を行っています
  • 店着時間の指定にも問題なく対応しています

お客様からいただいた感想

株式会社低温さんに移行するまでは、最低でも2コースで日によっては3コースの配送をしていたのですが、それを全て引き受けていただいたおかげで、自社の配送トラックを他方面に使用することができるようになりました。
お盆・年末などの季節にはトラックの台数も足りず、悲鳴をあげたいくらいに大変な状況でしたが、今では共同配送便のおかげで本当に助かっています。
店舗からの到着時間指定も守っていただき苦情が減りましたし、納品する店舗が増えても対応していただけので、奈良県内の配送は全て安心して対応を任せることができます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。