2025.05.05
共同配送便2センター集荷×店着指定対応!トラック不足も解消した複数拠点の物流改善事例
お客様プロフィール
味の素物流様
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ご契約サービス
共同配送便
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業種
食品物流
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地域
大阪府
(配送エリア:奈良県) -
事業規模
1807名
(2025年3月末時点)
2センターからの集荷負担を解消し、配送遅れも改善。
自社トラックを有効活用できるスムーズな体制を構築!
味の素物流様は、冷凍食品を中心に、大阪府にある舞洲・南港の2つのセンターから出荷・配送を行う食品物流会社です。
奈良県を中心とした広域配送に対応し、厳格な温度管理と納品スケジュール遵守を重視したサービス体制を築いています。
また、多様化する小売店舗のニーズに応えるため、店舗ごとの到着時間指定や繁忙期対応にも力を入れておられます。
しかし、センター間の分散集荷による時間調整や、繁忙期のトラック不足といった課題に直面していました。
そんなお悩みを解決すべく導入された、弊社の「共同配送便」について、実際の効果や現状をお伺いしました。
味の素物流様のお悩み
担当者様
複数のセンターの商品を集めるのに時間がかかり、店舗への納品が希望時間通りにいかない‥配送エリアも広いので、繁忙期はトラックが足りなくて困っている
本事例「複数拠点でも到着時間遵守!配送体制を強化した委託」のポイント
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抱えていた課題
複数拠点の集荷と配送エリアの広さによる、店着遅れやトラック不足
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選定の理由
共同配送便で統一管理ができ、店着指定や広域配送に対応できる体制
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導入の効果
店着時間の厳守とトラック不足の解消で、配送体制の安定を実現!
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現在の活用法
50台体制で毎日2センターから集荷し、奈良県内の50コース配送を安定運用
抱えていた課題
配送エリアの広さと2センター集荷による、店着遅れやトラック不足
味の素物流様は、大阪にある2つのセンターから出荷・配送を行っていましたが、配送エリアが奈良県全域に広がっていたため、2センターからの集荷作業に時間がかかり、トラック不足も深刻化していました。
これにより、店舗への納品が希望時間に間に合わないことがあり、サービス品質の維持に大きな課題を抱えておりました。
選定の理由
共同配送便で統一管理ができ、店着指定や広域配送に対応できる体制
課題に対して、共同配送便を活用することで、出荷・集荷から配送までを統一的に管理し、複数拠点の集荷負担を軽減する仕組みをご提案することに。
さらに、繁忙期にも安定運用が可能な配送体制を確立し、店着時間の厳守や小口単位での個別金額設定など、細かな要求にも柔軟に応えられることを強みとしてお伝えしました。
その結果、広域配送にも十分な対応力を持ち、今後の店舗数増加やニーズの多様化にも耐えうる運用力を備えている点をご評価いただき、正式に採用いただきました。
導入の効果
店着時間の厳守とトラック不足の解消で、配送体制の安定を実現!
ほぼ同時刻に、2カ所のセンターへ別の便で集荷対応することで、2センター間での集荷にかかる負担が大きく軽減!
毎日の店舗配送にかかる時間ロスが削減され、到着時間指定にも間に合い、配送遅延や店舗からの苦情が減少しました。
従来、特にお盆や年末の繁忙期には深刻だったトラック不足の課題も、共同配送便の活用により解消され、スムーズな配送体制が確立しています。
さらに、配送店舗数が増加しても柔軟に対応できる体制を強化したことで、今後の配送体制も整いました。
現在の活用法
50台体制で毎日2センターから集荷し、奈良県内の50コース配送を安定運用
現在、50台体制の共同配送便を活用し、毎日2センターからの安定した集荷・配送を実施しています。
奈良県内に確立した50コースの配送ルートを基盤に、店舗ごとの到着時間指定にも高精度で対応。
繁忙期であっても特別な増便対応に頼ることなく、通常運用の中でスムーズな配送を継続できています。
また、納品店舗数が増加した場合でも柔軟にコース編成・調整が可能なため、急な出荷量変動にも耐えうる運用体制を確保しています。
現在も、さらなる効率化に向けた改善を続けながら、安心して任せられる配送パートナーとしての信頼を深めています。
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取り扱い総アイテム数
10,000
以上
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総在庫点数
約
400
万点 -
年間総ピッキング点数
6,000
万点以 上 -
ヤマト年間総出荷数
80
万件以 上
担当ムラカミの
「複数拠点運用」の知っ得情報!
物流の複数拠点の運用法:配送ネットワークの最適化と安定稼働を実現
物流において拠点を複数に分散させる運用は、配送リードタイムの短縮や地域ごとの需要変動に迅速に対応できる体制づくりができるメリットがありますが、一方で、管理を誤ると配送遅延やトラック不足を招くリスクも潜んでいます。
物流を複数拠点にする場合において、成功させるためのポイントをご紹介します。
1. 統一管理体制の構築による集荷・配送を最適化
物流拠点を分散する場合、出荷から配送までを統一的に管理する体制づくりが重要です。
各拠点ごとに個別対応するのではなく、システムや共同配送ネットワークを活用して、集荷や配送ルートを一元管理することで、無駄な移動や手配ミスを防げます。
味の素物流様でも、2センターを統一管理することで、拠点分散による集荷負担を解消し、安定した配送体制が実現できました。
2.拠点役割の明確化と柔軟なコース設計
拠点ごとの役割を明確にし、配送エリアに応じた適切なコース設計を行うことも、安定運用の鍵となります。
単なるエリア分担ではなく、納品先の指定時間や荷量に応じてルートを最適化することで、リードタイムの短縮と業務の安定化が図れます。
拠点の増減や繁忙期にも柔軟に対応できる設計をしておくことも、物流拠点分散を長期的に成功させるポイントです。
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