物流用語辞典
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納品代行とは

納品代行とは、特定の運送業者が複数の納入事業者による納品業務を一括して代行することをいう。これに該当するのは、百貨店・スーパー・大規模小売店などがある。

 

納品代行では、百貨店やスーパーなどの小売事業者側が商品をカテゴリごとに分けて納品代行業者を指定する。それを特定の運送業者が取りまとめるというのが流れである。

 

具体的には、「商品がメーカーから納品代行業者所有の物流センターに集められる」▶「配達先の店舗ごとに仕分け・検品される」▶「検品合格後に納入先に配達され返品商品があれば引き取りを行う」このような流れになる。

 

納品代行の業務内容は以下のものが含まれる。

 

・商品の集荷

・伝票発行

・値札作成と取り付け

・店ごとの仕分け

・検品

・店舗納品

 

納品代行のメリット

「納品事業者側」

・リードタイム(発注~納品までの時間)を短縮できる

・小ロットにも対応できるようになることで物流コストの削減に繋がる

・販売機会ロス(欠品による販売機会の損失)を軽減できる

 

「納品先側」

・納入車両台数の削減になる

荷受け対応時間の負担を軽減できる

・納品サービスのレベル向上をはかれる

・商品搬入時の混雑や周辺道路の渋滞緩和に繋がる

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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。