2025.07.20
共同配送便短納期・バッカン回収にも対応!共同配送便で“冷蔵食品の鮮度”を守る運用事例
お客様プロフィール
豆腐製造メーカー Y社樣
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ご契約サービス
共同配送便
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業種
食品製造(豆腐製造)
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地域
奈良県
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事業規模
約100名
豆腐の配送はスピード命!
複合的な条件に応える共同配送で安定運用体制に
奈良県内で豆腐を製造・出荷するY社様では、関西エリアのスーパーや量販店への納品にあたり、冷蔵対応・時間指定・空容器回収など、複数の条件を満たす配送体制を必要としていました。
特に鮮度が重要な豆腐は、製造から納品までのリードタイムが非常に短く、1日でも配送対応に遅れが出れば、商品ロスや信用問題に直結してしまいます。
このような課題に対し、当社の共同配送便ではすべて対応可能であることをご提案しました。
今回は「共同配送便」の導入を決めた理由や、具体的にどんな良い効果があったかなど、詳しくお伺いしました。
豆腐製造メーカーY社様のお悩み
担当者様
冷蔵温度帯での配送で空のバッカンも一緒に戻してほしいとなると、業者がなかなか見つからず‥しかも、365日対応や厳格な時間指定も必要。条件をすべて満たしてくれる業者がいないと困っていました。
本事例「冷蔵食品の鮮度を守る短納期出荷に対応した共同配送事例」のポイント
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抱えていた課題
冷蔵食品の特性上、対応条件が多く、受託先の確保が困難に
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選定の理由
共同配送の空き時間と既存ルートを活用し、多条件に対応できる体制
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導入の効果
時間指定・回収にも対応し、納品先拡大にも柔軟に備えた安定運用を実現
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現在の活用法
既存便の空き枠や経由地を活かした効率運行で、負担なく出荷対応中
抱えていた課題
冷蔵食品の特性上、対応条件が多く、受託先の確保が困難に
Y社様では、豆腐という“鮮度が命”の商品を扱っているため、製造から納品までのスピードが重要です。
配送先のスーパー・量販店は大阪・京都・兵庫を中心とした関西圏で、いずれも冷蔵温度帯での配送と、物流センターへの厳格な時間指定納品が求められます。
さらに、輸送にはバッカンコンテナを使用しているため、納品後に空バッカンの回収も必要。
これを毎回往復で対応してくれる配送会社は限られ、365日体制での運行が必要なベンダーもあることから、委託先の選定が大きな課題となっていました。
選定の理由
共同配送の空き時間と既存ルートを活用し、多条件に対応できる体制
豆腐という発注から出荷、納品までのリードタイムも短い商品を取り扱っているため、行き先や納品時間が細かく決まっているという特性上、複数の運送会社を使い分けて対応する状況が続いていました。
さらに、輸送にはバッカンコンテナを使用しているため、納品後に空バッカンを回収する必要があることも、委託先選定を難しくする要因となっていました。
当社では、そうした背景を踏まえたうえで、冷蔵対応の共同配送便の中から、既存便の空き時間や経由地を活用し、早朝5時のような時間指定納品や空バッカン回収にも対応できるルートをご提案。
特別なチャーター便を新たに組むことなく、空き時間に柔軟対応できる体制をご評価いただきました。
また、年末年始や大型連休といった通常とは異なる運行日程にも対応可能な体制である点や、配送先が今後増えても同様の考え方で対応を検討できるという拡張性も、ご選定のポイントとなったようです。
導入の効果
時間指定・回収にも対応し、納品先拡大にも柔軟に備えた安定運用を実現
共同配送便の空き枠や経由地を活用することで、冷蔵対応・時間指定・空バッカンの回収・365日運行といった多様な条件を満たす出荷体制を構築。
チャーターを組まずに既存便を活用することで、運用コストの抑制にもつながっています。
無理なく回せる体制が整い、日々の出荷を安定して行えるようになりました。
既存便の一部を組み合わせる形で効率的に出荷が行われており、運行の安定性や連携のしやすさから、業務全体の見通しも立てやすくなったとのお声をいただいています。
「今後お届け先が増えた際にも相談したい」とのお言葉もいただいており、将来的な体制拡大にもスムーズに対応できる柔軟な物流パートナーとして信頼をいただいています。
現在の活用法
既存便の空き枠や経由地を活かした効率運行で、負担なく出荷対応中
現在も、当社の既存便の中から、配送エリア・納品時間に合うルートを選定し、日々の配送業務に無理なく組み込む形で運用を継続中。
複数の運送会社を使い分ける中で、当社便は“ついで便”や“空き時間活用”として活用されており、コスト・対応力の両面で高く評価されています。
新たな納品先が増えた際にも柔軟に相談できる体制として、今後も継続的なパートナーシップを見込んでいただいています。
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万点以 上 -
ヤマト年間総出荷数
80
万件以 上
担当マサオカの
「バッカン回収」の知っ得情報!
バッカン回収のある配送、どう組む?
豆腐や精肉などの食品出荷では、バッカンコンテナを使うことが多いですが、 納品後の空バッカン回収まで対応できる配送体制の構築は意外と難しいものです。
回収に非対応の業者や、引き取りが翌日以降になるケースも多く、物流の乱れや保管スペースの確保、衛生面の管理などが課題となります。
ポイント1. 回収前提の運行設計が必要
バッカン回収まで含めた配送は、単なる片道納品では完結しません。
納品先の時間指定や荷受け体制を踏まえたうえで、回収のタイミングや積載計画も含めた運行設計が欠かせません。
ポイント2. 既存便や空き時間の活用が効率化の鍵
バッカン回収を効率よく組み込むには、新たにチャーター便を手配するのではなく、既存の配送便の空き時間や帰路を活用するのが理想です。
しかし、これはすべての会社で簡単にできることではなく、柔軟な運行体制や配車の設計力があることが前提になります。
当社では、共同配送の運行ルートや時間に一定の柔軟性があるため、納品後の空バッカン回収も、無理なく既存便の中で対応できる体制を整えており、コストと手間を抑えながら効率化が図れます。
ポイント3. 回収も含めた運用ルールを明確に
バッカン回収は配送ルートだけでなく、現場での受け渡し手順や保管ルールも含めた運用設計が必要です。
納品先での回収忘れや受け取り拒否を防ぐためにも、事前の取り決めや伝達ルールの整備がスムーズな運用の鍵になります。
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