冷凍冷蔵倉庫の配送コストを削減!数値で提起した食品物流の効率化事例

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低温物流パック

 

 

お客様プロフィール

食品問屋 A株式会社様

  • ご契約サービス

    低温物流パック

  • 業種

    食品問屋

  • 地域

    関西拠点

  • 事業規模

    約300名

 

 

冷凍冷蔵倉庫の老朽化も遠距離配送の不便も全て解決!
支店負担をゼロにして、人手もコストも最小化

A株式会社様は、関西を拠点に全国展開されている食品問屋です。

 

奈良県にある阪奈支店では、冷凍冷蔵食品を保管・ピッキングし、スーパーマーケットへ配送していました。
しかし、冷凍冷蔵倉庫の老朽化により大阪拠点からの配送も視野に入れることに。

 

コストと利便性の課題が浮き彫りになったため、利便性のある冷凍冷蔵倉庫の活用と配送の最適化を同時に実現する、当社の「低温物流パック」をご導入いただくことになりました。

 

今回は、導入いただいた低温物流パックの効果や現在のご活用状況を詳しく伺いました。

 

 

A株式会社様のお悩み

担当者

担当者様

食品を保管する冷凍冷蔵倉庫が古くなり、代わりに大阪支店からの配送も考えたが遠くて不便。コストも大きくかかるので、近くで活用できる倉庫がすぐにほしい‥!

 

 

本事例「冷凍冷蔵倉庫の配送コストを削減した物流効率化事例」のポイント

  • 抱えていた課題

    冷凍冷蔵倉庫の老朽化で、代わりの倉庫からの配送コストが問題に

  • 選定の理由

    支店近くの冷凍冷蔵倉庫の活用+配送コストの削減資料の提案

  • 導入の効果

    故障の不安がなくなり、人件費とコストの両方を削減!

  • 現在の活用法

    時間帯で冷凍・冷蔵の作業を分けた安定的な運用体制を構築

 

 

抱えていた課題

冷凍冷蔵倉庫の老朽化で、代わりの倉庫からの配送コストが問題に

阪奈支店で使用していた冷凍冷蔵倉庫の老朽化が進み、冷却効率の低下や庫内温度の不安定さが目立っていました。

 

特に夏場に設備トラブルが頻発し、商品の品質管理に支障をきたす恐れもあり、安定した保管体制の確保が急務に。

 

代わりに大阪支店からの配送も考えましたが、納品先から遠くなることで利便性が落ちる上、配送コストの増加もネックとなっていました。

 

設備面と配送面、両方の課題を同時に解決できる現実的な方法を求めていました。

 

 

選定の理由

支店近くの冷凍冷蔵倉庫の活用+配送コストの削減資料の提案

当社がご提案したのは、支店から10km圏内にある冷凍冷蔵倉庫の活用でした。

 

近隣で安定稼働できる設備というだけでなく、大阪支店から配送した場合と比べてどれだけコストを削減できるかを試算し、具体的な数値を資料にまとめてご提示。

コスト面・立地面の両方から判断材料をそろえたことで、「ここまでやってくれるなら安心」と信頼を得る結果となりました。
 
現場の課題に寄り添い、最適な選択肢を分かりやすく提案する姿勢をご評価いただいています。

 

 

導入の効果

故障の不安がなくなり、人件費とコストの両方を削減!

老朽化した冷凍冷蔵倉庫を使い続ける不安から解放され、夏場の故障リスクや商品劣化への心配がなくなりました。

 

庫内管理から出荷業務までを一括で任せることで、業務効率が一気に向上。

 

保管・出荷にかかるストレスが軽減されたことで、現場の業務もスムーズに。
さらに、作業は当社のスタッフがすべて対応するため、人員の配置や教育といった負担も不要になりました。

 

人件費と運用全体のコストダウンにつながり、「これまでより運用が安定した上、コストも大幅に抑えられた」とご評価いただいています。

 

 

現在の活用法

時間帯で冷凍・冷蔵の作業を分けた安定的な運用体制を構築

冷凍食品は朝9時から午後3時まで荷受け作業を行い、その後午後3時〜6時までは出荷作業を実施。
一方、冷蔵食品は午後9時〜翌午前1時までの時間帯で荷受け・出荷を並行して行っています。

 

冷凍食品は日中、冷蔵食品は夜間と、時間帯で取り扱いを分けることで、作業が集中せずスムーズな運用が可能に。

 

交通量や人員配置を踏まえた対応で、繁忙期でも安定した出荷体制を実現しています。

 

 

 

 

 

担当マサオカの

「食品物流の効率化」の知っ得情報!

食品物流の効率化のカギ:時間帯運用と業務委託で実現する安定出荷

冷凍・冷蔵を扱う物流拠点では、設備の負担や作業の複雑化、人員の確保といった課題がつきものです。
特に、取扱量が増える繁忙期には、出荷ミスや遅延のリスクも高まります。

 

こうした現場の悩みに対して、時間帯で作業を分ける運用や、業務委託による体制の見直しは、効率化を図る手段としておすすめの選択肢の一つです。

 

1. 時間を分けて、作業をスムーズに

冷凍・冷蔵の商品を同じ拠点で扱う場合、品目ごとの作業時間を分けて対応する方法が有効です。

 

例えば今回の事例のように、冷凍は日中・冷蔵は夜間に荷受けを分けるることで、庫内の混雑が軽減され、人や荷物の動線も整理されやすくなります。
また近年は、「タイムスロット管理」と呼ばれる、トラックの入出荷作業を時間帯で区切って受け入れる運用にも注目が集まっています。
荷受けや出荷作業の集中を防ぎ、現場の作業負荷を平準化しやすくなる点がメリットです。

限られたスペースや人員でも効率よく動かすために、時間を活用したこうした運用は、食品物流の現場でも実践的な選択肢となっています。

 

2.人と設備の負担を“任せて”軽減

冷凍冷蔵設備の老朽化や人手不足を抱える現場では、委託によってその両方の不安をまとめて解消できます。

 

専門業者に冷蔵冷凍商品の保管・出荷を任せることで、設備点検・保守が自社で不要になるため、故障リスクを大幅に軽減できるケースは多いです。

 

さらに、作業スタッフも委託先が手配するため、人件費は変動費化され、繁忙期の増員・調整もスムーズに対応可能です。

 

実際に、冷凍倉庫をアウトソーシングした企業では、冷凍・冷蔵合わせた物流費の15%削減にも成功したケースも報告されています
設備と人、両方の負担を軽減しながら、品質とコストの両面で安心できる現場体制が整います。

 

 

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