2025.06.25

共同配送便

柔軟な配送計画であらゆる納期に対応!チャンスロスを削減した配送委託事例

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Mフーズ様:食品の物流センター共同配送

 

 

お客様プロフィール

食品製造業 Mフーズ様

  • ご契約サービス

    共同配送便

  • 業種

    食品製造

  • 地域

    奈良県

  • 事業規模

    約400名

 

 

全ての店着時間に応えられず、売上を逃す日々…
50コース以上のネットワークで配送計画を立て、多様な時間指定が実現!

奈良県内に拠点を構えるMフーズ様は、冷凍・冷蔵食品を製造し、スーパーなど複数の納品先に商品を届けています。

 

自社便による配送体制では、午前・午後・夕方など店舗ごとの時間指定にすべて対応するのが難しく、「この時間に届けてほしい」という要望に応えきれず、納品の機会を逃すことも。

 

配送ルートの柔軟性不足が、販売チャンスのロスにつながっていました。
こうしたお悩みを解決するために導入いただいた、低温の「共同配送便」について、実際の効果や現在のご活用状況を具体的に伺いました。

 

 

Mフーズ様のお悩み

担当者

担当者様

所有の配送車両1台だけでは、どうしても対応できる範囲に限りがあって…。
決まったルートの納品で手一杯な上に、4t車では入れない納品先もある。
本当は全ての店着時間にきちんと届けて、機会を逃さず対応したいんだけど…

 

 

本事例「豊富なルートで全ての納期に対応した配送委託事例」のポイント

  • 抱えていた課題

    自社車両では配送エリアも店着時間も限られ、チャンスロスが多数発生

  • 選定の理由

    複数ルートに加え、事前預けで納品時間に対応できる配送体制が決め手に

  • 導入の効果

    希望時間での納品ができるようになり、チャンスロスを回避!

  • 現在の活用法

    豊富な車両・ルートで安定した配送計画を確立

 

 

抱えていた課題

自社車両では配送エリアも店着時間も限られ、チャンスロスが多数発生

Mフーズ様では配送に使える自社車両が1台のみで、ルートや時間帯の制約が大きく、納品対応にさまざまな課題を抱えていました。

 

納品先によっては2t・3t車両でしか入れない場所もあり、所有する4t車両では対応できないケースも発生。
また、自社便ではカバーしきれない地域も多く、納品先が増える中で「どうやって商品を届ければ良いか」という根本的な悩みを抱えていたといいます。

さらに、納品先からは「午前中に納品してほしい」指定の時間帯での要望が増加。
 
しかし、既存の配送ルートではその時間に対応できず、新たに朝便を確保することも難しいため、納品のタイミングが合わず、チャンスを逃すことが続いていました。

 

「一旦どこかの物流センターに商品を預けて、そこから希望時間に納品したい」という相談も出てくるなど、物理的な制約に加えて、対応力の限界が課題となっていました。

 

 

選定の理由

複数ルートに加え、事前預けで納品時間に対応できる配送体制が決め手に

県内全域をカバーする50以上の配送ネットワークに加え、2t・3t・4t車両を保有し、納品先の条件に合わせて柔軟に配送ルートを組める体制が高く評価されました。

さらに、商品を事前に当社センターへ納品しておけば、翌日ご希望の店着時間にあわせた配送が可能という運用方法も決め手に。

 

従来は自社便のスケジュールや車両制限により、対応できない時間帯や納品先があり、納品機会を逃すケースもありましたが、「車両の大きさに制限がある納品先」「午前中の店着指定」などにもスムーズに対応できる点をご評価いただき、導入に至りました。

 

 

導入の効果

希望時間での納品ができるようになり、チャンスロスを回避!

納品先様の店着時間や車両制限に応じた対応が可能となったことで、これまで対応が難しく納品機会を逃していた先への出荷が実現。

 

特に午前中納品や2t・3t車両限定の納品先にも柔軟に応えられるようになり、安定した納品体制の確保により、受注量そのものも増加しました。
 
また、事前納品とルートの組み合わせによって、自社配送の負荷分散と効率的な人員配置が可能となり、業務全体の最適化にも貢献。

チャンスロスが減ったことで、コスト削減と売上アップにもつながりました。

 

 

現在の活用法

豊富な車両・ルートで安定した配送計画を確立

2t・3t・4tの豊富な車両と、確立した50以上の配送コースを組み合わせた綿密な配送計画を行いながら、現在も継続して運用中です。

 

納品先ごとの店着時間や車両制限に合わせてルートを構築し、曜日や物量の変動にも柔軟に対応。

 

奈良県内全域を安定してカバーすることで、突発的な配送依頼や細かな納品時間の調整にもスムーズに応じられる運用体制を保っています。

 

 

 

 

 

 

担当マサオカの

「食品物流の配送計画」の知っ得情報!

食品物流の配送計画:ムダのないルート・車両を選んで効率化

食品は時間と鮮度がシビアな商材。

「どこに・いつ・どう届けるか」を最適に組み立てる“配送計画”の精度が、納品の安定と業務全体の効率を大きく左右します。
配送計画の詳細やポイントを参考にご紹介します。

 

1. 配送計画とは何か?無駄のないルート設計が安定納品の第一歩

配送計画とは、「必要なものを・必要なときに・最適な手段で届ける」ことを目指し、ルートや車両、時間帯などを総合的に組み立てる計画のことです。

 

食品物流の現場では、「積載効率が悪くてムダが出ている」「納品先ごとの条件に対応しきれない」といった悩みがつきもの。
その多くは、明確な計画を立てず、過去の慣習や担当者の経験に頼った運用をしていることが原因です。

 

納品時間、車両サイズ、曜日ごとの物量変動など、多くの要素を整理し、ムリ・ムダのない動き方を設計することで、初めて安定した納品体制が実現します。
 
2. 配送計画のポイントは?

食品物流では、納品先ごとの細かい条件が作業の負担を大きくしています。
計画を立てていても、ちょっとしたイレギュラーで配送全体に影響が出てしまう…そんな現場の悩みも少なくないです。

 

配送計画をうまく運用するには、次のような点を踏まえた柔軟な設計が欠かせません。
 
・ルート・時間帯は柔軟に設計
→曜日や繁忙期の物量変動に備えて、複数パターンを事前に用意

 

・納品条件に応じた構成
→「2t車しか入れない」「午前中までに到着」など、納品先ごとの制約に対応したルートや車両の組み合わせを事前に検討

 

・誰でも運用できる設計に
→属人化を避け、標準ルートやシステムで再現性を確保

当社では、こうしたポイントを取り入れながら、50以上の配送コースを活かした柔軟な体制を構築しており、納品先の条件に応じてルートを都度再編しています。

 

“予定通りに届ける”ことが重視される食品物流だからこそ、計画の仕組み化が差を生み出します。

 

 

 

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