物流用語辞典
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DtoCとは

Direct to Consumer(ダイレクト トゥー コンシューマー)の略称でD2Cとも表記される物流用語である。

DtoCは、メーカーが自社のECサイトを介して直接顧客へ商品を販売する方法のことをいう。仲介業者を通したり店舗販売をしない点が一般的な販売方法と異なる点である。

DtoCメリット

1.手数料などの諸経費を削減できる

自社のECサイトを利用して販売するDtoCでは、中間マージンや手数料などのコストカットが可能となり、その分価格を抑えながら商品販売ができる。

近年はSNSの発達によりメーカー側と顧客のコミュニケーションが取りやすくなったことで、独自の広告を打ち出しながら販売をしやすい環境となっている。

2.自由なWebマーケティング施策を行える

自社のECサイト内での販売は、通販サイトなど制約のあるものと比べて自由度が高く、様々なトレンド性のあるマーケティング手法に取り組むことができる。

3.同カテゴリ内での価格競争を避けられる

Amazonなどモール型の通販サイトであれば、同カテゴリ内での商品を検索した時に価格競争が起きてしまうが、自社ECサイトを使うことでそのようなことを避け、じっくり商品を選んでもらえるようになる。

DtoCデメリット

1.高額な初期構築費用が発生する

2.自社で集客を行わなければならない

とはいえ、SNSが普及した現代ではDtoCは非常に有効な販売方法であるのは間違いない。

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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。