物流用語辞典
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入り数とは

1つの箱や袋に入っている商品数のことである。

ここでいう1つの袋を「ボール」と呼び、中にはいっている商品(商品の最小単位)を「ピース」と呼ぶ。

さらに、ボールがいくつか入っている箱や袋を「ケース」と呼ぶ。

つまり「ピース‹ボール‹ケース」となる。

 

入り数は、商品ごとに決められている場合と決められていない場合があるが、ボールはボールのまま、ケースはケースのままといったように、荷姿をバラすことが禁止されている場合には、特に入り数を管理することはない。

 

また、商店などに商品を発送する際、決まった数をひとまとめにして発送することで互いに単価を管理するが、最低何個のボール(ケース)から発送可能であるかを示す時に「入り数」が用いられる。

 

在庫管理において、入り数には注意が必要である。

例えば、1ボールの商品が必要な時に「1ケースの在庫はあっても1ボールの在庫はない場合」ケースをバラしても良いのかバラしてはいけないのかは、商品ごと(または荷主ごと)に異なります。

よって、1ボールの在庫がある(1ケースをバラす)とみなすのか、在庫がないとみなすのかは、状況によって異なるため、注意が必要なのである。

 

基本的には、大きな荷姿をバラすことはあるが、一度バラした商品を再度集めてボール(またはケース)にするようなことはない。


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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。