物流用語辞典
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デジタルピッキングとは

工場や物流センターなどで導入されているデジタル表示器を用いた作業支援システムである。

デジタル表示器のランプが点滅した場所に行って、表示数の商品だけを取り出す形式となっている。

デジタルピッキングに従って作業を行うことで、作業に迷いがなくなり、動線も指示できるようになるため、正確かつスピーディーなピッキング作業が可能となる。

また、未経験者でも作業に入りやすく、商品知識がなくても精度の高いピッキングが可能となる。

アメリカではデジタルピッキングシステムが1970年代からすでに導入されていたが、国内では1960年代に某自動車メーカーで似たようなシステムが利用されていた。

その後、国内でデジタルピッキングシステムが導入された当初は、在庫型物流センターDCにて商品の出荷先件数やアイテム数が多い量販店向けのオーダー別ピッキングシステムなどに導入されていた。

また、製造過程における部品の払い出しシステムとしても導入されていた。

デジタルピッキングは、出荷頻度は高いが出荷量は少ない場合や、配送先が多い場合に適しているため、食品・アパレル・医薬品・日用雑貨品などが向いている。

また、商品や部品のピッキングのみならず、商品の仕分け梱包作業(アソーティング)にも導入されていて、幅広い業種に採用されている。



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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。