物流用語辞典

チルド配送とは

チルド配送とは、チルドの温度帯での一定管理が必要な商品を、配送拠点にて保冷設備の整った冷凍・冷蔵車に積み込み配送することを言う。

 

チルド配送が求められる商品として挙げられるのは

乳製品・納豆などの発酵食品・おにぎりやサンドイッチなどの惣菜類・精肉・練り物製品・フルーツの加工品・調味料・ドリンクなど多数ある。

 

物流業界で言われているチルドの温度帯は、0℃~5℃で「冷蔵」とも呼ばれる。

チルド温度帯は、いわゆるクール温度帯の中でさらに温度帯を限定して呼んでいるものである。

チルド配送には食品を安心安全に品質を落とすことなく配送するため徹底した24時間体制の温度管理が必要となる。

 

チルド配送を行っている業者は様々あるが、

一般的なものとして知られるのはヤマト運輸のクール宅急便、郵便局のチルドゆうパック、佐川急便の飛脚クール便などが挙げられる。

これらの業者ごとに設定される低温度領域は異なり、必ずしも先述した温度帯と一致するわけではない。

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低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。