物流改善事例
3か月点検一覧表で見える化

トラックは、3か月に一度3か月点検が必要です。
トラックの車両台数が増えると管理が大変ですが、株式会社低温では、3か月点検一覧表で見える化
各事業所の役職者が集まり、事業所運営でしなければいけないチェック項目が出来ているか、出来ていないかを確認する時間を設けてます。

【目次】

  1. 3か月点検の運用方法
  2. 車両・3か月点検表の活用
  3. まとめ

1. 3か月点検の運用方法

トラックは、3か月に一度3か月点検を行わないといけません。
ただ、3か月に一度の整備は、車両台数が増えると管理が大変です。

株式会社低温では、冷凍・冷蔵車が30台以上御座います。
車両点検が抜けない仕組みを継続して行っておりますので、ご紹介したいと思います。

 

2. 車両・3か月点検表の活用

以前は、株式会社低温では車両点検をしないといけない月ですが、整備会社より月末付近に連絡をもらって慌てて予約を入れて、

整備に回す為に別の車両を組み換えて用意したりバタバタとしておりました。

当然、バタバタと段取りを組み替えるので、ドライバーに「車両が本日は変わるよ」というアナウンスが不十分になったりします。

現在は、車両点検は一覧にして「見える化」してます。

冷凍・冷蔵のトラックの3か月点検を管理する表です。 壁に掲示して、「見える化」してます。

事前でどの車両が、どの月に点検を受けないといけないか、一目で分かる年間スケジュール表を作成しました。

各事業所の管理者は、次月度の点検車両がどれか確認して、整備会社に事前に予約を入れます。

事前に整備する日を組み込むため、車両が空いている日に組み込んだり、ドライバーへのアナウンスも事前に行い、バタつきが無くなりました

ただ、この表だけで必ず漏れがなくなる訳では御座いません。

チェックが必要です。

予約を入れたのか、どの車両がまだ予約出来ていないのかをチェックしないと結局、掲示物はポスターになり、本来の意味をもたないものになってしまいます。

株式会社低温では予約したか、点検を完了したかもチェックする仕組みがあります。

各事業所の役職者が集まり、事業所運営でしなければいけないチェック項目が出来ているか、出来ていないかを確認する時間を設けてます。

管理している事が、正しく出来ているかチェックする為に、各事業所の役職者が集まり、発表してもらう場があります。

3. まとめ

管理、チェックは手間と時間がかかりますが、継続していく事により、新たな課題も見えてきます。

株式会社低温では、これからも新たな課題にチャレンジしていきたいと思います。

 

~冷凍・冷蔵の物流専門会社~ 在庫管理・梱包・配送まで低温にお任せ!

この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。