物流用語辞典
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Person to Goodsとは

物流業界におけるピッキング方法のひとつである。

人(Person)が商品棚まで歩いて行き商品(Goods)をピッキングするという方法で、

歩行時間をより少なく抑えるために他のピッキング方法(バッチピックングやウェーブピッキングなど)を組み込むことも可能である。

 

作業者は倉庫内の保管場所を何度も行ったり来たりするため、作業時間の約60%を歩行という動作に費やすため非率的ではあるがPerson to Goodsならではのメリットも挙げられる。

例えばロボットにはない臨機応変さである。万が一商品の入ったケースや袋に傷や印刷の擦れなどがあった場合、特に小さなものであればロボットには判別がつかないが人の目であれば気付くことができるのだ。

とはいえ、Person to Goodsでは歩行時間・歩数が何よりの負担となってしまうので、できる限り歩かずに商品がある場所までたどり着くことができるかが、

作業効率を上げる唯一のポイントであり、そんな問題を解決するための物流システムなども存在する。

物流業界に限ったことではないが、人とロボッでは得意不得意それぞれあるため、お互いの長所を活かして融合させることこそが、よりよい現場環境を作ることにつながるのである。


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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。