物流用語辞典
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4温度帯とは

物流業界では、共通の温度帯を用いて商品を扱う。

主に用いられるのが3温度帯といって、常温・冷蔵・冷凍の3つの温度帯であるが、ここに「定温」がプラスされたものを「4温度帯」という。

これらは必ずしも共通認識として統一されているわけではないが、だいたいの認識は以下のように決まっている。

常温→10~15℃・もしくは20℃(これをドライという)

冷蔵→5℃~‐5℃(これをチルドという)

冷凍→-15℃以下(これをフローズンという)

 

定温に関しては、温度という定義よりも保管・配送など全過程を一定の温度と湿度で保つというのがおおまかな意味合いである。

とはいえ温度については10℃~20℃くらいの範囲で扱うことが多い。

また、商品によって指定の定温温度が変わる場合と、配送業者によって定義される定温温度が変わる場合とある。

いかなる場合でも一貫して一定の温度と湿度を保つことに変わりはない。

 

それぞれの温度帯で取り扱う商品は変わる。

常温は缶詰・雑貨・日用品など、定温はフルーツ・ワインなど、冷蔵は乳製品・精肉など、冷凍はアイス・冷凍食品などが挙げられる。



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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。