物流用語辞典
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荷役とは

『荷役(にえき)』は、物流用語の一つで、貨物を搬入・搬出するために行われる作業を指す。

具体的には、トラックやコンテナなどの運搬用の車両に荷物を積み込んだり、降ろしたりする作業や倉庫内での荷物の移動作業などを指し、輸送や在庫管理などのプロセスにおいて欠かせない作業である。

荷役には以下のような種類がある。

1.積み込み・積み降ろし作業

トラックやコンテナなどの輸送用車両に荷物を積み込んだり、荷物を降ろしたりする作業。荷物の重量やサイズ、形状によっては、クレーンやリフトなどの機器を使用して行う場合もある。

2.倉庫内の荷役作業

倉庫内での荷物の移動作業や、棚からの出し入れ作業などを指す。特に大量の在庫を抱える企業では、倉庫内の荷役作業が非常に重要な役割を果たす。

3.荷物の仕分け作業

荷物を分類し、配達先や行き先ごとに仕分ける作業を指す。配送業務においては、荷物の仕分けがスムーズに行われることが、正確な配送や配達時間の確保につながる。

荷役作業には、作業の正確性や効率性が求められ、近年では人手不足や労働賃金の高騰などの問題もあるため、自動化やロボット化などの技術導入も進んでいる。


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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。