物流用語辞典
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形跡管理とは

倉庫内や事務所内において、工具や備品など様々な物を管理する方法の一種である。

形跡管理は、その物を置く場所に写真・絵・名称などを書き記したり、同じ形でくり抜いた台紙などを設置し、同じ物を同じ場所に迷いなく戻すことができるようにする方法である。

形跡管理のメリットとは

・物を戻す場所が明確になる

・物が使用中/紛失したというのが一目で分かるようになる

・物を片付ける時間の短縮になる

・物を探す時間のカットにつながる

・物を保管する場所が整理整頓される

このように、様々なメリットがある形跡管理だが、1つ気をつけなければならない点がある。

それは、あくまで効率化を目的とするための手法であるため「柔軟なやり方で対応する」ということである。

例えば、使用頻度が高い物なのに置き場所が遠い所にあれば、毎回そこに戻しに行く過程がタイムロスにつながってしまう。また、入れづらい収納にしてしまうとそれもまたタイムロスの原因になってしまう。

形跡管理は、これといったルールややり方はないため、あくまでその環境に合った方法で取り入れていくことが大切なのである。


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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。