物流用語辞典
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平置きとは

物流現場における保管方法の一種で、商品を倉庫内の床に直接置いて保管する方法である。平置きとはパレットを用いて保管する場合も含まれ、その他の呼び方として「じか積み」「じか置き」などがある。

 

平置きが適しているのは以下のような商品である。

 

・サイズが大きいもの

・パレットごとにフォークリフトでの運搬が必要なもの

・商品の動きが頻繁なもの

 

このような商品に適している反面、広い場所を必要とする保管方法であるため、空間使用効率は悪くなってしまう。

そのような理由から、以下のような商品の保管には適していない。

 

・少量多品種のもの

・商品の動きが頻繁ではないもの

 

このような商品に対しては、一般的に用いられることが多いラックを用いた保管方法が適している。具体的には、置いたラックの一段ごとにロケーションを指定するという方法で、こうすることにより空間使用効率を上げたり、移動距離を短縮させたりすることが可能となるため、結果的にトータルでみた際の効率が上がる。


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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。