物流用語辞典

在庫管理表とは

 

在庫管理表とは、会社や店舗に保管されている商品や原材料などの出入り数や品目などを把握して、在庫管理をきちんと行うために用いられるツールである。

 

在庫管理表を用いる目的は以下のようなものが挙げられる。

 

・在庫数の可視化

・在庫データ管理の効率化

・在庫情報の共有

・在庫管理、発注業務、棚卸し業務の負担軽減

 

在庫管理表を用いることで、在庫つまり資産の動きが明確になり、在庫切れや過剰在庫の状態を防ぐことができ、発注数の適正化や品質管理にも役立つ。

 

在庫管理表の入力方法は以下のようなものが挙げられる。

 

・手書き

・エクセル

・POSレジ

 

手書き入力はパソコンなどのITツールの利用に不慣れな人でも簡単に入力でき、

エクセルを用いた場合は自動計算できるように関数を用いることが一般的である。

また、スーパーなどでもよく目にするPOSレジは、会計作業と並行して商品管理と売上管理ができるため非常に効率的であるが、それ自体が高額というデメリットもある。

 

在庫管理表に必要な項目は以下のようなものが挙げられる。

・商品名

・商品コード

・日付

・入出庫数

・在庫数

・備考欄

 

これらはあくまで最低限必要な項目であり、必ずこうでなければいけないといったフォーマットはないため、必要に応じて増減すると良い。

 

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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。