物流用語辞典
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冷凍倉庫とは

物流業界では、配送・保管の際に大きく分けて常温・冷蔵・冷凍の3つの温度帯(3温度帯)に分けた温度指定で物を扱う。

そのうち「保管」の過程で用いられる設備=倉庫には、それぞれの温度帯に対応した倉庫が存在し、全ての倉庫が3つの全温度帯に対応しているわけではない。

分類上では10℃以下の倉庫は全て「冷蔵倉庫」とされるのだが、冷凍食品などを保管する冷蔵倉庫を分かりやすくするために、冷蔵倉庫と「冷凍倉庫」に分けて呼ぶ場合が多い。

これが冷凍倉庫である。

その定義としては、冷蔵倉庫の中でもさらに低い温度を保つ倉庫で、具体的にはF級(フローズン)つまり-18℃~-20℃以下の温度帯の冷蔵倉庫を「冷凍倉庫」と呼ぶ。

保管されるものは、食品の中でもさらに長期保存や鮮度管理が必要なもので、冷凍食品・アイスクリーム・畜肉・魚介などが挙げられる。

冷凍倉庫の中でもさらに温度が低い-40℃以下の倉庫では、冷凍マグロなどの極めて低温で保管しなければならないものが保管される。


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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。