物流用語辞典
株式会社低温のロゴを商標登録しました

フリーロケーションとは

荷物の管理方法(ロケーション管理)の一種で、固定ロケーションとフリーロケーションの2つに分かれる。
フリーロケーションと対称的な固定ロケーションから解説していく。

固定ロケーションとは、荷物ごとに置き場所を決めて(固定して)保管していく手法で、その棚の荷物が空になっていたとしても他の荷物をそこに代わりに入れるようなことはしない。
よって、収納効率はよくないが誰が見てもどこに何を置いたらよいのかが覚えやすくシンプルというのが最大のメリットである。
また、導入にあたっても費用対効果が高い。

一方で、フリーロケーションとは、荷物の在庫状況によって保管場所を流動的に変えていく手法で、最短距離で空いている棚からどんどん荷物を入れていく。
空いている棚を有効活用できるため、収納効率が高いのがメリットであるが、荷物が入庫した時点でどこに何を置くのかというのが決まる(変わる)ため、全員で共通認識を持つのが難しくなる。
そのようなデメリットを補うために、スマホやタブレットを使用して欠点を補う必要がある。
また、状況に応じて新しいものと古いもので配置換えをして整理整頓をすることでも、荷物を探しやすくしたりもする。

~冷凍・冷蔵の物流専門会社~
在庫管理・梱包・配送まで低温にお任せ!

この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。