物流用語辞典
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サプライヤーとは

「供給する人」を意味するビジネス用語である。サプライヤーは英語でsupplierと表記するが、これは供給するという意味のsupplyにerを付けてできたものである。

ビジネスといっても業種は様々であるため、その業種によってもサプライヤーの該当者は変わる。

例えばアパレル業界においては、店頭やネットで販売する商品の仕入先=メーカーや卸問屋がサプライヤーにあたる。

 

これが少し複雑になるケースもある。例えばメーカーAが製造した部品を用いてメーカーBが手を加えて少し大きな部品を製造する、更にはメーカーBが製造した部品を用いてメーカーCが商品を製造し、それを最終的に消費者が購入する。

 

こういった場合には、メーカーC▶メーカーB▶メーカーAがそれぞれサプライヤーに該当するというわけだ。

サプライヤーと混同しやすい用語にベンダーとメーカーが挙げられる。各用語の意味は以下の通りである。

 

■ベンダー(vendor)

仕入れた商品を消費者に向けて「販売する人」

 

■メーカー(maker)

商品や製品そのものを「製造する人」

 

上記のようにサプライヤー・ベンダー・メーカーは似ているようで微妙に立場の違いがある。特にメーカーとサプライヤーは混同しやすい用語だが、それはメーカー(製造する人)がサプライヤー(供給する人)を兼務している場合はあるからだ。

 

それぞれの用語を混同しないためにも、意味をしっかりと理解し、商流のどの位置にあたるのかを考えてみることが大切である。

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この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。