物流改善事例
株式会社低温では、生産性(MH)を低下させない為の取り組みを行っております。

物流で日々の効率でお困りではないでしょうか?

株式会社低温では1日の目標数字を明確化し、生産性の意識をあげ、その結果、約1.5倍生産性が上がりました

【目次】

 

第2流通事業部では日々、出荷の生産性(MH)をつけております。
物流で、日々の、効率でお困りではないでしょうか? 当社で行っております生産性(MH)を低下させない為の取り組みをご紹介致します。 是非、参考にしてください!

1.数字の明確化

ホワイトボードにその日のパック数から計算して生産性を記入しております。
低温では、毎朝パートさんが作業現場にあるホワイトボードにその日のパック数から計算して生産性を記入しております。
以前までは、出荷数が多いから遅くなりそう少ないから早く終わりそうと感覚での作業になっていました。
こちらを記入して掲示するようになって、前日までの生産性(MH)が見てわかるようになりました。

今まで感覚で多い、少ないと作業を行ってもらってましたが、現場のパートさんにも この数字を共有することにより、

本日の作業が多いのか、少ないのか、何時には終われるのか、目標の数字が明確になりました。
目標があるとその時間を目指して頑張れます。 感覚で今日は多いから遅くなりそうとか少ないから早く終われる、という所から具体的な数字に置き換えて行く事により、
今日は何パックだから、何時に終わると明確にして行く事により、生産性の意識が少しずつあがってきております

みんなで改善した事により、数字も明確になり改善のやりがいもあります。

2.生産性の向上化

これを始めた当初は生産性90前後でしたが、半年後の現在では平均130まで改善され、約1.5倍生産性が上がりました。
また先週の実績も掲示し、先週の同じ曜日の生産性がどうだったかのか過去の自分達のスピードと対決してその生産性より悪化しないように取り組んでいける様にしています。
短日で、生産性を追うだけではなく、時系列で数字を追っていくことによって見えてくることもあります。

3.まとめ

・具体的な数字の置き換え

・生産性の意識向上

・過去の自分に負けない!

現在の生産性が限界ではないので、改善の継続と新たな改善策を見つけ、さらに半年後には生産性が2倍上がるようにしていきたいと思います。

 

~冷凍・冷蔵の物流専門会社~ 在庫管理・梱包・配送まで低温にお任せ!

この記事を書いた人

低温物流コーディネーター

低温物流コーディネーター

低温物流歴20年。運送部門、倉庫部門、営業部門に従事した低温物流のプロが物流をコーディネート。実際に携わってきた経験を元に、低温物流に特化した問題解決事例をご紹介します。